
【詳しい解説】
読み聞かせや読書会を除けば、基本的に読書は「ひとり」でするものです。
だから本を読むためには、まず「ひとりの時間」を確保するところから始まります。

誰にも邪魔をされない「ひとりの時間」は、ゆったりと本を読むチャンスです。
自分の大学時代は、ほとんどが「ひとりの時間」だったので、本ばかり読んでいました。
社会人になってからは、電車の移動中に読んでいました。
会社を辞めた今は、家族が寝ている静かな夜に本を読んでいます。

大学時代、私は群れることもなく、本ばかり読んでいました。
要するに「ぼっち」です。
本当はみんなと同じ輪の中に入りたいけど、どうやって入っていいのかわからない。
入ってもなんか自分だけみんなと違う、と思ってなじめずにいました。
そんな自分を4年間、支えてくれたのは「本」でした。
本を読むことで、ずっと「自分を向き合う時間」を過ごしました。
なぜ自分は生まれたのか?
これから自分は何をしたいのか?
なぜ今、苦しいのか?
そんなことを本を読みながら、ずっとひとりで考え続けていました。
みんながサークル活動や合コンを楽しんでいる間、ひとり暮らしの部屋の中で、じっと息をひそめて本を読んでいました。

そして読書をしながら「ブログ」を書き始めました。
自分の大学時代は、ちょうどブログの無料サービスが登場した頃で、自分みたいな素人でも簡単にブログが作れました。
ブログを書くのも「ひとりの時間」が必要です。
本を読んで、ブログを書く。
本を読んで自分と向き合い、
ブログを書くことで言語化されていきます。
どちらも「ひとりの時間」だからこそできることです。
社会人になったり、子どもができると「ひとりの時間」をとるのが大変になります。
大人になったら、ひとりの時間を大切にしましょう。